鉄道模型レイアウトをはじめよう

鉄道模型のいいところは実際に列車が動くこと

子供の頃、鉄道模型レイアウトを見てあこがれた記憶がありませんか?精巧に出来た小さな鉄道模型が、リアルに出来た山や建物のあるジオラマの上を生き生きと走る姿はなんとも言えない情景でした。鉄道模型の始まりは列車をレールの上で走らせることです。他の模型は展示したりするものがほとんどですが鉄道模型のいいところは実際に列車が動くことです。レールの上を走る列車を見ると鉄道模型も魅力が倍増してきます。その鉄道模型をどんな情景で走らせようか考えはじめたら鉄道模型レイアウト制作の始まりです。まずは山などを作ってその周りを鉄道模型が走るレイアウトを作ってみるのもいいでしょう。

鉄道模型レイアウトを制作していると人形や建物、車などいろんなものに興味がわいてきます。そうこうしていると子供のころの町並みを再現できないか、映画に出てきたワンシーンを作成できないかなど考えるようになります。鉄道模型レイアウトを制作することは、ドラマの演出に似ています。主役の鉄道模型をどんな舞台レイアウトで活躍させるか考えていくのです。主役である鉄道模型を中心にドラマの物語が作られるのが鉄道模型レイアウトの最大の魅力ではないでしょうか。自分で作り上げた鉄道模型レイアウトを眺めているだけで幸せな気分に浸れます。鉄道模型は専門用語などちょっと難しい面もあるかと思いますが、何でも興味を持って夢中に取り組むと知識や技術は向こうから勝手にやってきます。まずはレールの上に列車を走らせ鉄道模型の魅力を感じてください。きっとあなたの描いた鉄道模型レイアウトが実現します。

鉄道模型レイアウトの作り方

鉄道模型の規格を決める。Zゲージ、Nゲージ、HOゲージ

鉄道模型レイアウトを制作する前に鉄道模型の規格を決めます。Zゲージ、Nゲージ、HOゲージなどです。次にどんなイメージにするかです。実際に走っている鉄道を見に行くと具体的でわかりやすいでしょう。鉄道を見に行くときはデジカメやスケッチブックを持って行きこまめに記録をしましょう。あと参考にしたいのが鉄道模型雑誌。月刊誌では老舗の「鉄道模型趣味」「とれいん」「RMモデルス」「Nゲージマガジン」は初心者にもわかりやすく書かれています。

出来たイメージは簡単なイラストにします。レイアウト図ですね。次いで鉄道模型レイアウトのベースボードを用意して線路を固定していきます。その際線路は塗装することをおすすめします。次は地形を作ります。地形は軽くて加工がしやすい発泡スチロールを使用します。その発泡スチロールで作った地形の上に石膏プラスターで地面を作ります。その地面をリアルにするため絵の具で色を塗り重ねていきます。当然地面だけではないのでパウダーを活用して草を表現します。リアルな線路を作るためにバラストをまきます。鉄道模型レイアウトの仕上げに建物や樹木を配置します。建物などのストラクチャーは鉄道模型専門店などに売っていますので活用しましょう。あとは物足りないものなど追加したり修正すれば鉄道模型レイアウトの完成です。

鉄道模型レイアウトの楽しみ方

鉄道模型レイアウトの制作をはじめたい方へレイアウト制作の方法教えます。

鉄道模型はレイアウト以外にも楽しみ方が沢山あります。車両コレクション、組み立てキット製作、自分で部品を用意して自作するなど。ではおすすめの鉄道模型レイアウトの楽しみ方。

HOゲージやNゲージとちょっと違うナローゲージなんかどうでしょう。狭い線路幅(ナローゲージ)というところからきているようです。ひとつ大きめの鉄道模型を小さいクラスのレール幅で走らせることです。コミカルでかわいい頭でっかちの鉄道模型が走る姿を見るのは楽しいですよ。Oゲージでもナローゲージであれば狭いスペースでもレイアウトが楽しめます。HOナローもいいのですが、Oナローの方が鉄道模型も大きめになり自作や改造がしやすくなります。自分のアイディア次第で次々とオリジナルの鉄道模型を作るのは楽しいですよ。それにミニカーの大きさにもぴったりなのでレイアウトのバリエーションが広がります。軌間も16.5mmですからHOゲージを走らせます。HOゲージの機関車をナロー用に改造して楽しんだり出来ます。東京ディズニーランドのビックサンダーマウンテンのような鉱山を走る列車なんか作ると面白いですよね。

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